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『寄生獣』で世を震撼させた岩明均氏が漫画家としてデビューする前から温めていた物語、それがこの『ヒストリエ』。舞台は紀元前、後にアレキサンダー大王の書記官となるエウメネスの波乱に満ちた生涯を描いた歴史大作です。蛮族スキタイの出身でありながらそれを知らず、都市国家カルディアでギリシア人養父母に育てられたエウメネスは、そのおかげでギリシア的教養を身につけることとなる。ある日養父がスキタイ人に殺され、自分の出自を知ったエウメネスは奴隷の身分に落とされてしまう。それが彼の波乱の旅の始まりだったのです。 幼少時暮らしたカルディアに帰省したエウメネスは、そこで身分を隠して潜入してい たマケドニア王フィリッポスに見初められる。その後彼の幕下に加わることとなり、 マケドニアの首都ペラへ赴くこととなる。そこでエウメネスは二人の王子アレクサン ドロスとアリダイオスに出会う。王子アレクサンドロス、後のアレキサンダー大王で ある。 故郷カルディア・4 故郷カルディア・5 故郷カルディア・6 故郷カルディア・7 キュクロプス 深酒の王 アッタロスの家 大将軍の息子 進学と就職 王子・1
レビュー(68件)
舞台はパフラゴニアからカルディアへ戻り、エウメネスは懐かしい人々に再会する。懐かしさを感じながらも、新たな土地へ、そして新たな出会いを果たす。エウメネスはどこに行っても生きていけそうです。続きが楽しみです。
傑作。
岩明均の作品は文句なく面白い。「寄生獣」「七夕の国」と連載を読んでいて気に入っていたがこの「ヒストリエ」は読んでいなかった為1-7巻を大人買い。かなり佳境に入っているかと思ったらまだ序盤だった。連載完結できるのかな?? 5巻では過去との決別、新たな出会いが描かれていてここもまた色々な伏線が張られている。最後の最後にやっと重要人物が出てくるんだけど・・・ココまで長すぎ。
前巻から楽しみにしていたので、早く手に入れられてよかったです。
シンプルな絵なのにエグられる様な物語。続きが楽しみです。
ガラスの仮面にはならないでね
私が死ぬまでに最後まできちんと読めれば文句はないです。 じっと待ちます。