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慧修学院高校襲撃事件後、日本で緊急事態庁が発足。喫緊の問題を次々と解決に導いたことで、内閣支持率は急激に回復していた。国内が落ち着いたかに見える中、結衣の異母妹である凜香は「探偵の探偵」の紗崎玲奈の行方を追っていた。やがて結衣が帰国を果たし、緊急事態庁を裏で操っていた優莉架祷斗が本性を露わにしていくーー。互いの思惑が交錯する中、本土最終決戦に向けて賽は投げられた。ついに大詰めの11巻!
慧修学院高校襲撃事件後、日本で緊急事態庁が発足。喫緊の問題を次々と解決に導いたことで、内閣支持率は急激に回復していた。国内が落ち着いたかに見える中、結衣の異母妹である凜香は「探偵の探偵」の紗崎玲奈の行方を追っていた。やがて結衣が帰国を果たし、緊急事態庁を裏で操っていた優莉架祷斗が本性を露わにしていくーー。互いの思惑が交錯する中、本土最終決戦に向けて賽は投げられた。ついに大詰めの11巻!
レビュー(42件)
結衣はまだテグシガルパ。そして場面は健斗がいた葉瀬中学校の夏休み補習授業の場面。ここで智沙子による殺戮。凛香が印旛沼で半グレ集団と坂東警部一家を殺害しようとする場面は、後半に結衣が先回りしていたことを読者は知ることになる。その後は宮村総理の詰めの甘さと架禱斗による日本政府支配の描写。ウェイ五兄弟の登場。篤志、凛香のおバカ兄妹は鉄板コンビとして、結衣と共に囚われの身。いや~盛だくさんの11巻だった。すぐに最終巻へと進もう!
大好きだけど不満もある
まあ今回も面白いんだけど。 他のシリーズ作品とリンクさせてくるのは、好きじゃないなあ。 みんなやってるから目新しくもないし。 そっちを読んでない人にはチンプンカンプンだろうし。 逆に世界観を狭めてしまっているんじゃないかな。 ずっと続いて欲しいと思ってたけど、そんなふうにするなら次作で打ち止めにするほうが良いかもね。
待ってました!!
ただただ、引き込まれていくばかりです。 もー、毎回そうですが、一作ごとに、新たなジェットコースターに乗せられたみたいな感覚でした。どーっと疲れながらも、やめられない。そして、また次のジェットコースターを求めてしまいます。
緊急事態条項の危険性
この緊急事態庁は、立法府や司法府の他、政府まで支配したが、 結衣さんの出自が明らかとなって、架祷斗君との違いが痛快。 名前だけだけれど、「千里眼」の岬美由紀さんまで登場。 自由も公共の福祉で制限されており、曖昧な緊急事態条項は不要。
当面、積ん読状態ですが、早めに読みたいと思っています。