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地球上空に、突如として現れた巨大な宇宙船。オーヴァーロード(最高君主)と呼ばれる異星人は姿を見せることなく人類を統治し、平和で理想的な社会をもたらした。彼らの真の目的とはなにか?異星人との遭遇によって新たな道を歩み始める人類の姿を哲学的に描いた傑作SF。
地球上空に、突如として現れた巨大な宇宙船。オーヴァーロード(最高君主)と呼ばれる異星人は姿を見せることなく人類を統治し、平和で理想的な社会をもたらした。彼らの真の目的とはなにか?異星人との遭遇によって新たな道を歩み始める人類の姿を哲学的に描いた傑作SF。
レビュー(198件)
新訳が出たので購入しました。SF古典の金字塔的な作品です。何度読んでも不気味さが漂います。
初版1953年発表のアーサー・C・クラークの代表的な長編小説。昨今の映画、ドラマ、小説などでよく扱われるテーマの元祖と言うべきか。「人類の進化とそのあり方」「地球以外の知的生命体との接触」を軸にその生命体が地球より優れた科学文明を持っていた場合にどんな事が想定されるのか?などを興味深い視点で壮大にまとめている。以前の翻訳版は文体が古く固い感じで少し読み辛く感じていたが、今回の現代語訳は初めてこの作品を読む人たちにも馴染み易いと思う。
世界一のSF。
ポンカンで本を買わなければいけないので子供に買った。クラークさんは数年前スリランカで転んで亡くなられてしまったが、まあ彼はNo,1だった。
読んだことのない有名な作品だったので、新訳が出たのを機に読んでみた。しかし、後味が悪い。
『2001年宇宙の旅』で有名なクラークの代表作の一つ。1953年の作品ですが、2007年の新訳版ということで、冷戦の終結を受けて1989年に書き直された第一章が読める。