平面や空間といった素朴な概念から始め、数ベクトル空間を定義し、行列の概念を導入する。このとき、連立方程式の解法という親しみやすい事柄の復習を通して、行列の演算、行列式、逆行列の求め方を解説する。また空間から空間への線型写像、部分空間の種々の性質をみる。これらを通して、行列の階数、あるいは空間の基底、次元がどういうものか解説する。さらに固有値、固有ベクトルを定義し、基底の変換を解説する。いわゆる数ベクトル空間について解説し、抽象的、公理的な議論はなるべく避けるようにしている。
1.数ベクトル空間 2.行列 3.連立1次方程式の解法 4.階数 5.置換 6.行列式 7.行列式の性質 8.行列式の展開 9.独立と従属 10.部分空間 11.線型写像 12.次元 13.基底の変換 14.固有値と固有ベクトル 15.行列の対角化
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