機能安全の基礎と応用
: 信頼性技術叢書編集委員会/伊藤 誠/金川 信康/石郷岡 祐/金子 貴信/川野 卓
本書は、さまざまな分野、職種の技術者が知っておくべき機能安全についての基礎的な知識について、具体的な事例とともに学ぶことができるものです。
自分が開発している技術が安全にどう関わっていくのか、またいかにして安全を確保しているのかを知ることによって、よりよい開発・設計につなげることができます。事例として自動車および鉄道分野を取り上げていますが、生活支援ロボット、ドローンなど、一般の人々の生活に深く関わる機械・システムは今後多様さを増していくと考えられます。本書のターゲットは、むしろこうした分野です。
安全設計を専門的に行う技術者のみならず、要素技術の開発に取り組んでいる方々、またヒューマンファクターの技術者にも読んでいただきたい書です。
第1章 機能安全を学ぶにあたって
1.1 安全の価値
1.2 情報通信技術と安全
1.3 安全概念の複雑さ
1.4 リスク
1.5 安全のための手段:冗長化と多重防護
1.6 機能安全の位置づけ
1.7 機能安全が難しそうに見えるのはなぜか
第2章 機能安全と背景
2.1 機能安全とは
2.2 安全と信頼性
2.3 国際標準化団体、規格体系
2.4 機能安全規格
2.5 安全の将来展望
第3章 自動車の機能安全
3.1 自動車の機能安全
3.2 自動車の機能安全の事例
第4章 鉄道の機能安全
4.1 鉄道の機能安全
4.2 鉄道における機能安全の事例
レビュー(1件)
程よい機能安全の本です
著者の中に平尾裕司先生がいらっしゃいます。機能安全では、第一人者かと思います。 長岡技術科学大学 大学院でシステム安全専攻の講義で制御系の機能安全について講義されていました。 機能安全の概要を知る上では、ちょっと難しかもしれませんが良い本だと思います。