米には霊力が宿るとされ、神祭りや人生儀礼で餅や団子、すし、赤飯にも加工し食される。日常では、野菜類と混炊したかて飯、携行食の握り飯など調理の工夫がある。さまざまな米の食と米の力を追究。
総論 米と餅の歴史的重層性…関沢まゆみ/白米への憧れー米とは何か…新谷尚紀(白米飯は一九六〇年代からームギメシとカテメシ/正月は白米飯と白餅ーチカラツギとハガタメ/餅なし正月の伝承/稲作と米の歴史ー政治の米・経済の米・文化の米/米はどのように食べられてきたのかー強飯・姫飯・粥・餅の四点セット)/粥とかて飯ー調理の知恵と工夫…加藤幸治(庶民の主食品へのまなざし/江戸時代の「かてもの」研究/近代の「かてもの」再評価と普及/生活のなかのかて飯/庶民の暮らしにおける白粥と茶粥/現代の粥とかて飯)以下細目略/おにぎりとすしー成形の工夫…石川尚子/赤飯とぼた餅ー糯米と小豆の儀礼食…石垣 悟/餅ーその多様性…小川直之/雑煮ー正月と餅…門口実代/しとぎと団子ー神仏への供え物…関沢まゆみ
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