長く劇団前進座の看板俳優を勤め、『子午線の祀り』をはじめとする数々の名舞台を演じてきた著者はエッセーの名手としても知られる。本書は、さまざまな場で発表したエッセーをもとに編んだ初めての自選随筆集。懐かしくも熱気に満ちた時代の手触りを感じさせる文章を選び出し(「一の章」〜「四の章」)、あわせて前進座を離座した後の新しい取り組みへの意欲を語る(「新の章」)。「裸一貫で新たな創造活動にのぞむ時だからこそ、かつての経験に思いを馳せることで、新たな色彩を帯びた糧としたい。そして「新の章」をさらに充実させていきたい」(「まえがき」より)。
【帯文】
エッセーの名手としても知られる名優が編んだ初めての自選随筆集。
「裸一貫で新たな創造活動にのぞむ時だからこそ、かつての経験に思いを馳せることで、新たな色彩を帯びた糧としたい」(まえがき)。
懐かしくも熱気に満ちた時代の手触りが蘇る。
まえがき
一の章 旅 -- 山のある風景
二の章 舞台春秋
三の章 私流 朗読作法
四の章 鎮魂賦
新の章 老後の初心
あとがきにかえて
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