「剣の道」とは、勝敗にかかわらず、生死を越えて真の人間を完成する「人間の道」である。古来の剣客たちが、いかなる苦修研鑽を経て、剣禅一致の妙境に悟入したかを説く。
はしがき
一 剣道の発達と宗教 生を明らめ死を明らめるは剣者一大事の因縁
二 夢想剣 一刀斎と絶対現在
三 無住心剣 夕雲先生の相抜けの道
四 動静一如 柳生の転と武蔵の巌の身
五 一法無外 へなへな剣の都治月丹
六 必死三昧 平山子竜と仁王禅
七 天真赫機 白井亨とその師
八 放つ位 柳生達也の至境
九 猫の妙術 田舎荘子の語る剣の極意
十 独妙剣 一から無に掘り下げた鉄舟
十一 君子の剣 静斎・見山・海舟と、直心から人への系譜
十二 剣豪群像 平法学の探求者たち
十三 呼吸と姿勢 心・息・身の一致と剣
十四 むすび あるべき剣道
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