ある少女の物語 ガリーナ・ウラーノワの半生
: マグダリーナ シゾワ/柴田 洋二/イリーナ ミロノワ
二〇世紀最高のバレリーナ、ロシアのガリーナ・ウラーノワの子供時代と思春期を描いた、バレーダンサーの座右の書。
(巻頭言より)
日本ワガノワバレエ協会代表理事 アンドレイ・オルロフ
本書は、バレエのキャリアを目指す若いバレリーナ、バレエダンサーだけでなく、近代バレエの歴史に興味がある人や、将来の若いバレエスターを教えることに興味がある人にもお勧めします。
本書は単なるバレリーナの伝記ではありません。本書はまた、若いアーティストたちにとって、自らの創造的な芸術スタイルを見つけ出すための最適な方法でもあります。私は、若いアーティストたちが、この本を読んで自分を改善し、バレエの世界で自分の道を見つけ出すことが出来たら嬉しく思います。
(訳者あとがきより)
この本の著者であるマグダリーナ・シゾワ(一八九四ー一九六四)は、ロシアの作家、演劇監督、演劇教師でした。作家として、彼女はロシアの詩人ミハイル・レールモントフとロシアの科学者ミハイル・ロモノーソフの伝記を書いています。シゾワの人生はバレエに深く関わっていたため、彼女はガリーナ・ウラーノワから彼女の人生について多くの話を聞く機会があり、この本を執筆しました。
この本は、二〇世紀の最高のバレリーナの一人と言われる、ロシアの有名なバレリーナ、ガリーナ・ウラーノワの子供時代と思春期について書いています。
彼女はロシアのペテルブルグ(今のサンクトペテルブルグ)で生まれました。少女ガーリャ(ガリーナの愛称)は寄宿制の演劇(バレエ)学校に入学します。その頃、ロシアは革命前で、生活は貧しく、社会が不安定でした。そのような厳しい環境で、さらに両親から離れての学校生活には多くの困難が伴いました。この本では、ガーリャがそのような苦難をどう乗り越えて、そしてどう成長していくかの過程が描かれています。
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