英国ですでに30冊以上が刊行されているトレヴァー・ヨークの歴史的建造物シリーズ、待望の邦訳版が登場! 著者トレヴァー・ヨークの温かみのあるイラストとやさしい解説で、イングランドの歴史と建造物に関する基礎知識が手にとるように分かります。日本版シリーズ第1冊めは、英国貴族が暮らした「お屋敷(=カントリー・ハウス)」のことがわかる本。カントリー・ハウスの間取り、建築様式の移り変わり、主人一家の暮らしなどはもちろん、階下に住む使用人たちの生活にも触れ、キッチンのしくみや、人々の生活の知恵を覗き見ることができます。英国を舞台にしたイラストや漫画を描きたい方、海外小説の背景を知りたい方、建築や歴史に興味がある方におすすめ。巻末には、実際に観に行けるカントリー・ハウスの観光情報もあり、ガイドブックとしても役立ちます。翻訳は、人気コミック&アニメ『英國戀物語エマ』の時代考証をはじめ、英国文化に関する本の執筆など、幅広い分野で活躍中の村上リコさん。読みやすく明快な文章と豊富な解説で、「これからイングランドのことを知りたい」という方にも気軽にお読み頂けます。トレヴァーさんと一緒に、壮大な英国の歴史を巡る旅へ、出かけてみませんか?
【第1章】騎士道と暴食 Chivalry and Gluttony
・中世後期とチューダー朝の家 1300-1560
【第2章】富と人文科学 Wealth and the Humanities
・エリザベス一世とジェームズ一世時代の館 1560-1660
【第3章】商業と科学 Commerce and Science
・王政復古時代とウィリアム三世とメアリー二世時代の館 1660-1720
【第4章】自由と感性 Liberty and Sensibility
・ジョージ王朝時代の館 1720-1800
【第5章】帝国と産業 Empire and Industry
・摂政時代、ヴィクトリア時代、エドワード時代の館 1800-1914
【第6章】インテリアの成り立ち Interior Structures
・鏡板、天井、そして暖炉
【第7章】階上の部屋 The Upstairs Rooms
・ホール、応接間、正餐室
【第8章】階下の部屋 The Downstairs Rooms
・キッチン、洗い場、そして酪農室
【第9章】庭園と領地 The Gardens and Estate
・テラス、大庭園、そして門楼
【巻末付録】
・便利な参考資料ガイド
・おすすめ訪問先
・年表
・用語集
・索引
・おすすめ訪問先マップ
レビュー(2件)
楽しい。
イギリスの映画やドラマ(歴史もの)を見ていると、だんだん建物や内装に目が行くようになり、初心者向けの分かりやすい本を探していてこちらにたどり着きました。手に持っているほうがいつでも思い立ったら目で見て楽しめる一冊。ほとんどがカラーイラストで解説されているがそのイラストに愛情を感じる。読んでいて(見ていて)癒されます。カントリーハウスの外観の時代よる推移のイラストも見入ってしまう。ドラマ「フォーサイト家」で建築家が建材や内装にこだわり予算を上回り、外観が当時のお年寄りから斬新だと評された話がとても頭にこびりついていたのがこの本で謎が解明しました。(アーツ・アンド・クラフツ様式というそうです) 純粋にカントリーハウスの外観・内観等を知りたいと思っている方にはお勧めです。