天才のインスピレーションよりも凡才の地道なトレーニングこそが大事。
13回の講義を通して、論理的に考えること、論理的に表現すること、そして論理的に読んだり聞いたりすることの秘訣を紹介する。
本書は「研究」という言葉に初めて接する読者に対して、研究の初歩の初歩を教えるための講義集であり、実際に大学・大学院で「研究方法論」の講義を担当した著者が工夫に工夫を重ねてつくりあげてきた内容をまとめたものである。
好奇心と研究、アイデアと研究、論理と研究、等々、中等教育までにトレーニングされてきた基本的な論理思考能力があれば、研究の初歩から論文作成までの実用的な知識までの一連の知識をすべて読むことができるよう、わかりやすく解説されている。
また、新聞記事・広告・漫画など、日常的に誰もが目にする具体的な素材が例として豊富に掲載されており、講義を離れ読み物としても興味をもって読み進めることができる。
第1部 総論:研究にまつわる基本的なこと
第1章 研究とそれを支える科学的方法との関係
第2章 方法の違いからみる研究
第3章 わかるための基本としての整理
第4章 理解の枠組が変わること──天動説と地動説
第5章 「科学」を伝える手段としてのことば──論理学入門
第2部 各論:研究の実践に向けて
第6章 研究の実行
第7章 文献と引用
第8章 アイデアの創出と実験
第9章 仮説を立てる
第10章 実験をする
第11章 データのグラフ化と統計処理
第12章 発表原稿と論文の作成──概略
第13章 エピローグ
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