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■発達障害の当事者によるリアルなノートを公開し、実物も掲載! 著者の「ななしのうい」さんは、夫と結婚して半年後に、発達障害(アスペルガー症候群とADHD)であることが判明。それからは日々、自身や夫婦の間に起きたトラブルの事例や会話、原因・対策についてノートに記録し、ツイッターにアップしています。ツイッターにアップしたノートの画像に対し、6万以上の「いいね」&2.5万以上のリツイートがつき、発達障害の当事者やその家族だけでなく、広く一般の方から多くの反響を呼んでいます。 ■発達障害に関する既刊本との違い 発達障害の本は既に多くありますが、その殆どはざっくりとした事例を紹介するにとどまっていたり、具体的な原因や対策が書かれておらず、今一つ踏み込んだ内容には到っていません。その点、本書は発達障害の当事者が書いたノートを公開するという他にはない構成で、当事者ならではのリアルなエピソードや、主治医からのアドバイスがまとめられています。 また、本人のみの考え方や生き方で完結してしまい、周囲の人(パートナーや家族)との具体的な関わり方がわからないという難点があります。 そこで本書では、妻が発達障害という夫婦の立場から、二人のリアルな関わり方、ともによい関係を築きながら生きるための方法、夫が普段から気を付けていることや夫からの視点も盛り込んでいます。
レビュー(16件)
涙溢れるほど、癒されました
私もゴミ箱から何度も始めますが、挫折。リモコンの箱と決めても1日で挫折。そんな自分ってナニ?と思っていた時に出会い、救われました。良い先生に出会えてうらやましい。私は先生に『もう、来なくていい』と放り出されました。でも、この本に救われ、感謝しています。書いて下さり、ありがとうごさいました。
読みにくい
ノートにまとめるのが好きな人はいいと思う。読み進められなくてストレスになってしまった
参考になりました
発達障害者と暮らさざるを得ない人が(親子など)相手の反応に困ったり関係性に悩んだりした時にとても参考になる。もちろん個人差はあると思うが 我が家の場合はほぼ「正解」であろうことが書かれている。ただ 発達障害の当事者に読ませようとは私は思わない。理由は この本を読んだら 私にこの本を突き付けて この夫さんと同じ対応(とてもきめ細やかで頭が下がる配慮)を執拗に求めてきそうで それが恐怖だから。 健常者の家族が読むには参考になるが 当事者に読ませて反省を・・・などと言う使い方は 修羅場になるかもしれないので あまりお勧めしません。
わかりやすくて
発達障害だけでなく、普段の生活、人間関係でも役立ちます。 多くの方に読んでほしい本でした。
全ての人にオススメ
下手な専門書より、実状が分かると思います。 書籍ですが、漫画感覚に近いものをもって読めたりと、活字に慣れていない方にも読みやすいと思います。