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「この方は生前、誰を愛し、誰に愛されたでしょうか?どんなことで感謝されたことがあったでしょうか?」。静人の問いかけは彼を巡る人々を変えていく。家族との確執、死別の葛藤、自らを縛りつける“亡霊”との対決、思いがけぬ愛。そして死の枕辺で、新たな命が…。静かな感動が心に満ちるラスト。
「この方は生前、誰を愛し、誰に愛されたでしょうか?どんなことで感謝されたことがあったでしょうか?」。静人の問いかけは彼を巡る人々を変えていく。家族との確執、死別の葛藤、自らを縛りつける“亡霊”との対決、思いがけぬ愛。そして死の枕辺で、新たな命が…。静かな感動が心に満ちるラスト。
レビュー(237件)
少し間延び感はありましたが、面白かった。残りのページがあったのでもう少しラストの詳細・主人公のその後を期待したのですが謝辞などでした…
悼み。
故人が、誰に、愛され、誰を、愛し、誰に、感謝されたか、下では、この3個が、重要で、悼むって、少しずつ理解出来る様になるから不思議だ。この記者は、散々ですねぇ。最後は、眼、治ったのかな?お母さんの妄想?最後の部分はお母さんの妄想の部分が大分有ると思うが、全て、読み終えると、やっぱり、うーんかなぁー。相手の事を思いやり、愛を意識して生きて欲しいって、事が言いたいのかなぁー???
イマイチ…
初めて天童さんの本を読んでから大ファンになり、全ての本を購入して読んで来ました。此方の「悼む人」は上巻から読んで来ましたが、個人的には少し物足りない内容でした。やっぱり天童さんの深く心が重くなるような本が一番好きです。
映画化されたことで話題となり、興味を持って購入しました。 自分には絶対できない生き方で、こんな人が居たとしたら凄いなと思います。でも、死んだことを覚えているよりも、その人がこの世に生まれたこと、誰かと関わりがあったことを覚えていられたら良いなと思います。 命の尊厳について、考え直す機会を与えられるようでした。
趣味
おもしろくて、一機に読みました。続きが読みたいです。