色々とお勉強になったし、読んでいる只中では夢中だった。ふと本から目を上げて殺伐とした今の世の中を見回すと、この女性達の世界がよりきらきら輝いているようにも思えた。 しかし、中盤以降からエピソードの繰り返しが多くなり、展開がただの評伝をなぞる感じになってきて、さらに主人公の女性達の言動についていけなくなった。こうした混沌も含めて描きたかったのだろうが、読む側のスタンスが不安定になってきた。この人達をどう読めばよいのだろう。そして、それは自覚的に描こうとした結果なのだろうか。 というわけで、星四つです。,津田梅子や野口英世、新渡戸稲造など河井道と同じ時代を生きた人々の物語を垣間見ることができ、どのページもワクワクして、読み進めたいけど、一行ずつゆっくり読みたい、そんな本でした。現代日本に浮き彫りになっている課題の根源も透けて見え、それに対するブレない姿勢やブレざるを得ない生き方も描かれていて、若い女性にプレゼントしたいと思う本でした。場面の年代がモダンにパッケージ化されているので、若い方々も楽しみながら勇気がわくような小説だと思います。映像化に期待です!
レビュー(134件)
最初は引きつけられるも、途中からやや失速
色々とお勉強になったし、読んでいる只中では夢中だった。ふと本から目を上げて殺伐とした今の世の中を見回すと、この女性達の世界がよりきらきら輝いているようにも思えた。 しかし、中盤以降からエピソードの繰り返しが多くなり、展開がただの評伝をなぞる感じになってきて、さらに主人公の女性達の言動についていけなくなった。こうした混沌も含めて描きたかったのだろうが、読む側のスタンスが不安定になってきた。この人達をどう読めばよいのだろう。そして、それは自覚的に描こうとした結果なのだろうか。 というわけで、星四つです。
映像化に期待
津田梅子や野口英世、新渡戸稲造など河井道と同じ時代を生きた人々の物語を垣間見ることができ、どのページもワクワクして、読み進めたいけど、一行ずつゆっくり読みたい、そんな本でした。現代日本に浮き彫りになっている課題の根源も透けて見え、それに対するブレない姿勢やブレざるを得ない生き方も描かれていて、若い女性にプレゼントしたいと思う本でした。場面の年代がモダンにパッケージ化されているので、若い方々も楽しみながら勇気がわくような小説だと思います。映像化に期待です!