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西暦20XX年、有史以来初めての、しかし地球誕生以降、幾たびも繰り返されてきた“破局噴火”が日本に襲いかかる。噴火は霧島火山帯で始まり、南九州は壊滅、さらに噴煙は国境を越え北半球を覆う。日本は死の都となってしまうのか? 火山学者をも震撼、熱狂させたメフィスト賞、宮沢賢治賞奨励賞受賞作。(講談社文庫) 各紙誌絶賛の超弩級クライシスノベル! 「精密予測 うなる専門家」--朝日新聞 「学者たちが舌を巻くリアルな描写」--毎日新聞 「破局を超えて、日本再生の道を示しているところがいい」--AERA 西暦20XX年、有史以来初めての、しかし地球誕生以降、幾たびも繰り返されてきた“破局噴火”が日本に襲いかかる。噴火は霧島火山帯で始まり、南九州は壊滅、さらに噴煙は国境を越え北半球を覆う。日本は死の都となってしまうのか? 火山学者をも震撼、熱狂させたメフィスト賞、宮沢賢治賞奨励賞受賞作。 「著者の石黒が、現在も未来もこの大火山列島に住む日本人のすべてに届けと鳴らした警鐘である。まちがいなく本書『死都日本』は、小松左京『日本沈没』(1973年)以来の国民的大災害小説(ディザスター・ノベル)として永く記憶されることになるだろう。」--<佳多山大地(文芸評論家) 解説より>
レビュー(78件)
発送も早く、希望通りの商品でした。機会がありましたらよろしくお願い致します。
作者の溢れんばかりの火山知識の披露と政治的思想、自然・人類史観を語りたかっただけの蘊蓄書。 地球46億年の歴史で人類誕生前から営まれてきた地球活動(人類から見た自然災害)を、文明や進化に払った犠牲への代償とばかりに罪悪感を煽る手法でテーマは迷走しっ放し。中盤から「うへぁ…」の連続で読むのが苦痛だった。 取りあえず作者が歪んだ正義感に満ちて、かつ現与党を毛嫌いしてる事だけが強く伝わりました。 小説としても基本的な体裁すら無視されているので、もう他の作品は読まなくて良いかな。
面白い
出たしはゆっくりと話しが進みますが、後半からの展開は、手に汗です。現実にならない事を祈ります
かなり細かい
設定がかなり細かく、素人の私でさえかなりの臨場感をもって本を読ませていただきました。主人公と相方のコンビがどんどん良くなるところとか良かったですし、自分もこういった状況で生き残ることができるのかを改めて考えさせられました。
恐ろしいですよ
文字の大きさも丁度よく、とても読みやすいです。 内容は、九州の霧島火山が大爆発を起こし南九州は壊滅的な被害を受け、 のみならず日本全体が他国へ移民しなければならなくなるほどの状態になる というお話ですが、火山の事、政治の事、米軍の事、よく調査取材されていて 飽きない面白さです。ですが、もしそんなことが本当に起きたらと思うと 恐ろしいですね。