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いわゆる「地球に優しい生活」は、じつは消費者にとって無駄でしかない。「レジ袋をやめエコバッグにすると、かえって石油の消費が増える」「冷房を28℃に設定しても温暖化は止められない」「多額の税金と手間をかけて分別したゴミ、そのほとんどが焼却される」「リサイクル料を業者に払った廃家電は、違法に中古で流れている」…かようにエコ生活は、環境を悪化させ、企業を太らせ、国や自治体の利権の温床となっている。「何が本当のエコか」がわかる環境問題の新しい教科書。
いわゆる「地球に優しい生活」は、じつは消費者にとって無駄でしかない。「レジ袋をやめエコバッグにすると、かえって石油の消費が増える」「冷房を28℃に設定しても温暖化は止められない」「多額の税金と手間をかけて分別したゴミ、そのほとんどが焼却される」「リサイクル料を業者に払った廃家電は、違法に中古で流れている」…かようにエコ生活は、環境を悪化させ、企業を太らせ、国や自治体の利権の温床となっている。「何が本当のエコか」がわかる環境問題の新しい教科書。
レビュー(254件)
やっぱり思っていたとおり!!!
世の中の「エコ」という言葉に数年前から異常に違和感を感じながら生きてきましたが、やっぱりその感覚は正しかったのだ、と強く思いました。 この本に書いてある内容が、隅から隅まで完全にウソ偽りの無い真実である、という保証は無いのかも知れませんが、私はこれを全面的に信じます。 そしてこの本を、世の中の狂信的に「エコ」だの「リサイクル」だのヒステリックに叫んでいる人に無理矢理にでも読ませたいと非常に強く思います。 その上で彼らが何というのかが非常に興味深いです。 とはいえ、大昔から狂信者はどんなに理論的で論理的で事実に基づいた真実を突きつけられても考え方を変えない、というのが世の常なので、何も変わらないのでしょう。 そして日本は相変わらず非合理的、非人間的、市民に辛く、政治家・官僚・金持ちにのみ優しい国であり続けることでしょう。
雑学
東日本大震災前から武田氏のblogを見ておりました。 大震災後に一貫して正確な情報発信の姿勢を見ていて、著作物にも触れてみたいと思い購入しました。 偏った内容もあるかと思いますが、軽く読んで進めていけて読みやすく勉強になりました。 真偽のほどは調べればすぐに解る内容が多いので嘘を書かれているとは思えませんでした。
我が意を得たり!
武田教授の説が、いちいちもっともと感心させられます。
確かに
なるほど確かにって思うこともありますが、ちょっと全否定で新たな提案が少ないようにも感じました。
本当のエコとは?
本書は、エコのことについて書かれています。 今までエコて言われているエコは、エコでないことについて書かれています。 これを読んだ人は、世間一般に言われているエコがエコでないことがわかります。 読み続けていくと、気分が悪くなります。 それは、今まで言われているエコが、本当のエコではないことい気がつかされるからです。 なぜ、今までエコと言われ続けていたものが、「誰のため」のエコなのか? これを読むと、エコと言われているモノの存在がわかります。 本書は、エコについて真剣に考えたい人にオススメします。