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涙なくして読めない最終章。 人生という奇跡を描く著者の新たな代表作。 孤独の中で育ち、温かな家庭を築き、定年の日の帰りに地下鉄で倒れた男。 切なすぎる愛と奇跡の物語。 エリート会社員として定年まで勤め上げた竹脇は、送別会の帰りに地下鉄で倒れ意識を失う。家族や友が次々に見舞いに訪れる中、竹脇の心は外へとさまよい出し、忘れていたさまざまな記憶が呼び起こされる。孤独な幼少期、幼くして亡くした息子、そして……。涙なくして読めない至高の最終章。著者会心の傑作。 時代を超えて胸を打つ不朽の名作『地下鉄(メトロ)に乗って』から25年ーー 浅田次郎の新たな代表作、待望の文庫化。 解説・中江有里
レビュー(135件)
心があたたかくなった
場面ごとに登場する人物の視点にぐるっと変わって、点が、線になって交錯して、全方向からの優しい祈りが届いたことが嬉しかった。
よかった本の続編のようなお話です。 こちらも色々考えさせられました。 浅田さんの本久しぶりに読ませてもらいました。またきっとほかのも読みます。
しっかりした包装で満足です。新聞の読書案内で紹介されていたので買えて良かったです。
主人に頼まれて購入しました。とってもいい内容のようで、買ってよかったです。
浅田ワールドに引き込まれました。いい話ですね。