その社会的,生物学的機能が注目され,急速に研究が進んでいる「情動」について,これまでの心理学的知見を紹介しながら,全体像の把握を試みる.旧来の「理性」の対極という視点を脱し,情動に潜む理知を,情動がもたらす機能性と情動を支える法則性という側面から論じ,「情」の本性に迫る.
序章
第I部 情がもたらす理
第1章 情動とは何か、いかに見なされてきたか
第2章 情動の機能性について考える
第3章 表情がもたらすものとは何か
第4章 情動の発達・情動が拓く発達
第5章 情動の両刃性について考える
第6章 「情の理」を生かすーー「情動的知能」再考
第II部 情を支える理
第7章 情動はいかに生み出されるか
第8章 自己と情動ーーその密なる関係性を探る
第9章 情動の進化論
第10章 情動の文化論
第11章 情動の究極の基体とは何か
終章
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