新型コロナ拡大を機に、テレワークを導入する企業が増えている。従業員1万人以上の大企業の4割がテレワークを導入し、出社するか否かは各人に任せるという「まだらテレワーク」が定着しつつある企業も多い。そんな中で、最も、根本的な変更を求められるのが、管理職に求められる資質や、チーム作りやマネジメントの方法論。部下が見えず、チームに一体感が作りにくい状況で、どうやってコミュニケーションし、教育し、チームのモチベーションを高めていくのか。パーソル総合研究所が2020年に約6回にわたり、のべ9万人を対象に行ったテレワークの実態調査をベースに、同社の執行役員を務め、組織開発やデジタルラーニングのコンサル経験を多数持つ高橋豊氏が、テレワーク時代に根本的に変えるべきマネジメントの考え方や実践的な技術を提案する。現場マネージャーから人事担当者、経営幹部も必読。
序章 いま、テレワークの現場で何が起きているのか?
・大企業では45%が実施
・テレワークを続けたい人は80%
・テレワーク中の部下の不安は「コミュニケーション」と「評価」
第1章 テレワーク時代のマネジメント
3つの重要ポイント
1すべてのベースは心理的安全性
2見える化・共有化
3ICTツールでのコミュニケーションスタイルの確立
第2章 上司の役割
・上司に最も必要なのは「観察力」
・いまや報・連・相は上司側から行う
・ひとりの上司が管理できる部下の人数を減らす
第3章 チームビルディング
・「プライベートで仲が良い」職場は不安が増大
・場を共有せずに一体感を作る方法
・タックマンモデル「混乱期」がさらに重要に
第4章 ICTのコミュニケーション
・オンラインで気持ちを伝えるコツ
・オンラインで1on1を効果的にやる方法
・自然な雑談の場の作り方
・テレワーク時代の人脈の広げ方
第5章 仕事のアサインと業務管理
・仕事の成否は渡すときに9割決まる
・マイクロマネジメントはデメリットだらけ
・タレントマネジメントしステムの構築は急務
第6章 タイムマネジメントと労務管理
・「22時以降は仕事をしない」とルール化
・タイムマネジメントは共有スケジューラーで
・メンタル不全の兆候はこんなところに現れる
第7章 新人育成
・テレワークでのOJTのコツ
・オンライン上で効果的に経験を積ませるには?
・対面せずに叱る時の6つの鉄則
第8章 目標管理と人事評価
・「KPI」「MBI」は短期で使う
・「OKR」がテレワーク下では最適
終章 テレワークがジョブ型雇用を加速させる
★巻末特典 テレワークの生産性をあげるICTツール一覧 (チャットシステムからWEBハンコシステム、タレントマネジメントツールまで)
レビュー(0件)