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50万部!三ツ矢&田所刑事シリーズ第3弾 中野区のマンションの一室で若い女性が頭部を殴打され、意識不明の状態で発見される。永澤美衣紗という名の彼女はシングルマザーで、生後十ヵ月の娘、しずくは連れ去られる。現場には「私は人殺しです。」と書かれた便箋が残されていた。 時は遡り、90年代初頭。北海道の鐘尻島では巨大リゾート「リンリン村」の建設が頓挫し、老舗料亭「帰楽亭」の息子、小寺陽介は将来に不安を感じていた。多額の借金をして別邸を建てた父は大丈夫なのか。そんな折、リンリン村の鉄塔で首つり死体が発見される。 バブルに翻弄される北海道の離島と現在の東京。 二点を貫く事件の驚くべき真相とは。 累計50万部突破の大ベストセラー! 『あの日、君は何をした』『彼女が最後に見たものは』に続く、三ツ矢&田所刑事シリーズ第3弾。 抗えぬ生と死を圧倒的なスケールで描く、著者の最高到達点。 【編集担当からのおすすめ情報】 中学2年生の時に母親を殺されたという過去をもつ、警視庁捜査一課の刑事・三ツ矢秀平。”変わり者”の彼と一緒に捜査にあたり、たびたび振り回される戸塚警察署の若手刑事・田所岳斗。 異色のコンビとして熱狂的な支持をあつめる、三ツ矢&田所シリーズ待望の最新作です。
レビュー(167件)
面白い!!一気読みでした。このシリーズにハズレ無し。長く続いてほしい。
話題になっているようなので購入しました。まさきさんの著書は他にも読みましたが良かったので、期待します
三ツ矢&田所コンビの続編。 相変わらず面白い。 女性が殴打され子供が行方不明に。 女性の家には殺された男性の罪の告白。私は人殺しです。 過去と現在が行き来して真相へとたどり着いた。最後に三ツ矢刑事が言った言葉。 もしあのときに それぞれがちゃんと話して入れれば こんな事件に起きなかったのかもしれない。と思える作品です。 そしてまだまだ続くフラグ付き!楽しみです。