会計学
: 氏原茂樹/徳前元信/吉岡正道/大坪宏至/長島弘/大野智弘
会計という学問領域を従来型の分類に従って分けると、財務会計論は理論領域、簿記論は計算領域を取り扱うことになる。これに対して、欧米諸国は、財務会計論が簿記論を取り込むかたちで新しい会計の領域を構築してきた。この新領域を本書は取り込んでいる。すなわち、まず会計理論を論述し、その後に数値例を挙げて会計理論を理解できるよう工夫している。
会計は「経営の羅針盤」である。したがって、会計は、経営のコアな領域となり経営を学ぶ学生ならびにビジネスにかかわる人々にとって、会計用語はビジネス・ランゲージとなる。ビジネスに関わる人々は、過去の経験から直感的に経営判断することをやめて、科学として産出された会計数値を活用して客観的に経営判断をしなければならなくなった。会社経営を熟知すべき経営者にとって、会計学は必須な学問となる。
本書の第1の学習のねらいは会計記録の一連の手続きを理解することであり、第2の学習のねらいはストックとフローが連携する仕組みを理解することである。
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