映画を見る前に読んでおこうと思い立ちました。,辞書作りに、あれほどの時間が必要とは。 まさにライフワークです。,「舟を編む」。先に映画を観ました。 何を観るか決めずに出かけたので、「加藤剛さんが出るらしい」以外の前知識なしに観ました。 とてもしみじみと良い映画でした。とても感動しました。 原作も読みたくなって、購入しました。 三浦しをん さんの文章を読むのも初めて。 映画とは違う所もあったけれど、映画を観た時には理解できなかった細かい気持ちの動きも良くわかりました。 10年20年またはそれ以上という長いスパンで完成していく仕事。 地味だけど、私たちの生活に必要な物を淡々と作っていく人々。 脚光を浴びるわけでもなく、わかりやすい見返りがあるとは限らない仕事。 そういう仕事は山ほどありますよね。 初めて知った、「辞書を作る」という仕事もその一つだと思います。 言葉の大切さ、言葉を使って伝える大切さも、再認識です。 「どうせわかってもらえない」とあきらめる前に、言葉を使って伝える努力は必要です。,私の部屋にはなかなか読む時間が取れず、つん読になっている本がたまっている。 「舟を編む」は内容を全く知らず読み始めたが、辞書編纂に関わる人の情熱と過程を個性豊かに描いたもので久しぶりにいい本に出会った。それにしても辞書編纂とはこんなにも時間と労力がかかるとは知らず驚くばかり。知らない言葉や馴染みの薄い今では古語とも言えるような言葉も出てきて興味深かった。また登場人物が生き生きと描かれ、特にまじめさんや松本先生の風貌が目に浮かぶようで改めて三浦しをんさんの力量を感じた。「大渡海」完成の場面では涙が出ました(;^0^;),辞書作りの努力・苦労がとてもよく解りました。 言葉って、大切なんだなーっと思いました。 今まで、何も考えずに辞書を引いていたけど、これからは辞書を大切に扱おうと思いました。まじめ君のキャラクターが大好きです。この話、映画化されたら面白いだろうなーっと思いました。
レビュー(3050件)
映画を見る前に読んでおこうと思い立ちました。
おもしろかった
辞書作りに、あれほどの時間が必要とは。 まさにライフワークです。
淡々と、でも熱い。地味だけど面白い。
「舟を編む」。先に映画を観ました。 何を観るか決めずに出かけたので、「加藤剛さんが出るらしい」以外の前知識なしに観ました。 とてもしみじみと良い映画でした。とても感動しました。 原作も読みたくなって、購入しました。 三浦しをん さんの文章を読むのも初めて。 映画とは違う所もあったけれど、映画を観た時には理解できなかった細かい気持ちの動きも良くわかりました。 10年20年またはそれ以上という長いスパンで完成していく仕事。 地味だけど、私たちの生活に必要な物を淡々と作っていく人々。 脚光を浴びるわけでもなく、わかりやすい見返りがあるとは限らない仕事。 そういう仕事は山ほどありますよね。 初めて知った、「辞書を作る」という仕事もその一つだと思います。 言葉の大切さ、言葉を使って伝える大切さも、再認識です。 「どうせわかってもらえない」とあきらめる前に、言葉を使って伝える努力は必要です。
本屋大賞第一位
私の部屋にはなかなか読む時間が取れず、つん読になっている本がたまっている。 「舟を編む」は内容を全く知らず読み始めたが、辞書編纂に関わる人の情熱と過程を個性豊かに描いたもので久しぶりにいい本に出会った。それにしても辞書編纂とはこんなにも時間と労力がかかるとは知らず驚くばかり。知らない言葉や馴染みの薄い今では古語とも言えるような言葉も出てきて興味深かった。また登場人物が生き生きと描かれ、特にまじめさんや松本先生の風貌が目に浮かぶようで改めて三浦しをんさんの力量を感じた。「大渡海」完成の場面では涙が出ました(;^0^;)
言葉が好きになりました。
辞書作りの努力・苦労がとてもよく解りました。 言葉って、大切なんだなーっと思いました。 今まで、何も考えずに辞書を引いていたけど、これからは辞書を大切に扱おうと思いました。まじめ君のキャラクターが大好きです。この話、映画化されたら面白いだろうなーっと思いました。