書き下ろし短編小説(11000字) 「花咲かじいさんの話が前よりわかってきたよ」 陽射しの強い六月の午後。動物園前駅で待ち合わせた二人の男は、七年前コンビを組んでいた。 社会から離れてきた男と社会で生き抜いてきた男の対照と融合と、新生。 通天閣の下、串カツ屋で、龍が語った本当のはなしとわたしが視た鳥。 灰が花になるとは、どういうことなのか。 大阪の新世界を舞台に、再生を探求するリアルストーリー。 「しあわせだなあ、こうして味わうのは」 目次 1龍と花と天子の職業 2通天閣と鳥 3大阪の心臓部と黒い鎖 4黄金の火と花咲かじいさん 他「あなたへの愛おしい気持ち」を収録。
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