- 14
- 3.92
六十余度にわたる生きるか死ぬかの苛烈な真剣勝負を経て自得した、二天一流の兵法の奥義書。地・水・火・風・空の五巻で構成され、兵法の道とはなにか(地)、兵法の基本、実際の戦い方(水)、さまざまな戦いの様相に即して勝つ理(火)、他流派とのちがい(風)、そして兵法の究極(空)が説かれる。古来、兵法書としてはもとより、常に現在に生きる人生の修養・鍛錬の書として読み継がれてきた永遠の古典。底本には、これまで流布してきた細川家本ではなく、2003年に発見された福岡藩家老吉田家旧蔵本を用い、新たに校訂した。『兵法三十五か条の書』と『独行道』も収録し、それぞれ訳・注を付す。
レビュー(14件)
原文に近い状態で、少し読みにくかったです。時間がかかります。
現代語訳版の五輪書
『ハッカーズ』などの本によれば英訳"The Ring of Five"がシリコンバレーでもっとも読まれている日本の本にあげられるそうです。またAmazon.comでも人気があるようなのですが・・・ 私は、まだ1冊も読んだことがないので、現代語訳版の読書にトライしてみようと思いました。 他にも何冊か現代語訳がでているのですが、ミーハーにも訳者経歴の東大卒をみて本書の購入決めました。 現代語訳にはなっているのですが、ルビだけ正仮名遣いになっていたりしますし、古文っぽく現代語という感じで意図した不自然さがあるように思えましたが、全体的に統一感ある文体になっているのには関心しました。 どうでもいいかもしれませんが、注釈番号が至る所に振られているのでハイパーテキストで読みたい気分ですorz.
海外でも読まれている本
武術だけでなく、仕事でも十分活かせることができます。海外でも読まれているということがわかる気がします。
カゾクニプレゼントデス。 ミヤモトムサシトハ…