伊勢と出雲、ヤマトタケル、天皇陵古墳……『古事記』と『日本書紀』は歴史であると同時に物語だ。遺跡発掘による史料を加え考古学的な検証スタイルを確立した「古代学」の第一人者が日本古代史を読み直す。
【目次】
第1章 イワレ彦とその妻たち
第2章 タケハニヤス彦とミマキイリ彦の戦い
第3章 箸墓伝説と纏向遺跡
第4章 大和古墳群と大王陵
第5章 倭大国魂神と中山大塚古墳
第6章 イクメイリ彦の諸問題
第7章 アメノヒボコ
第8章 ヤマトタケルと白鳥
第9章 オオタラシ彦の大旅行
第10章 タラシナカツ彦の死をめぐって
第11章 神功皇后をめぐって
第12章 応神天皇と日向の髪長媛
第13章 仁徳天皇と皇后磐之媛
第14章 仁徳天皇と都市づくり
第15章 仁徳天皇の子供たち
第16章 倭王興から倭王武のころ
第17章 伊勢と出雲での二つの発掘
第18章 越と継体・欽明王朝
第1章 イワレ彦とその妻たち
第2章 タケハニヤス彦とミマキイリ彦の戦い
第3章 箸墓伝説と纏向遺跡
第4章 大和古墳群と大王陵
第5章 倭大国魂神と中山大塚古墳
第6章 イクメイリ彦の諸問題
第7章 アメノヒボコ
第8章 ヤマトタケルと白鳥
第9章 オオタラシ彦の大旅行
第10章 タラシナカツ彦の死をめぐって
第11章 神功皇后をめぐって
第12章 応神天皇と日向の髪長媛
第13章 仁徳天皇と皇后磐之媛
第14章 仁徳天皇と都市づくり
第15章 仁徳天皇の子供たち
第16章 倭王興から倭王武のころ
第17章 伊勢と出雲での二つの発掘
第18章 越と継体・欽明王朝
レビュー(1件)
ボリュームたっぷり
考古学と文献史学の視点で古事記と日本書紀、現存する古墳を照らし合わせて解説がされた本。 筆者は実際に古墳の調査も行っていて、遺跡の出土品についても本の中で度々触れています。解説に加えて出土品の線図や写真、古墳の地図も載っているのでイメージしやすい。 大まかな流れとしては、古事記と日本書紀の内容を現代語でざっくりと要約して解説や疑問点を挙げていく書き方をされているので、どちらも読んでいない人でも大丈夫。現代と古代とでは文化が違いすぎるし、登場する人物の漢字表記が古事記と日本書紀で違うなんてことがザラにあるので現代人向けに書かれたこういう本のほうがとっつきやすいのではと思う。 古文献と対応する遺跡や出土品にまで話が及ぶためかなり充実した内容ですが、学者ではない一般読者を意識した工夫もされています。古事記と日本書紀のほかに参照した古文献があれば文中に必ず併記されている点、カッコ書きで註釈がある点、読み仮名が多く振ってある点が親切で良みやすい本でした。