淑やかな悪夢
: シンシア・アスキス他/倉阪 鬼一郎/南條 竹則/西崎 憲
神経の不調に悩む女にあてがわれた古い子供部屋。そこには、異様な模様の壁紙が貼られていた……。“書かれるべきではなかった、読む者の正気を失わせる小説”と評された、狂気と超自然の間(あわい)に滲み出る恐怖「黄色い壁紙」ほか、デモーニッシュな読後感に震撼すること必至の「宿無しサンディ」等、英米の淑女たちが練達の手で織りなす、本邦初訳の恐怖譚12篇を収めた一冊、文庫化。訳者鼎談=倉阪鬼一郎・南條竹則・西崎憲
■目次
シンシア・アスキス「追われる女」
メアリ・E・ウィルキンズーフリーマン「空地」
アメリア・B・エドワーズ「告解室にて」
シャーロット・パーキンズ・ギルマン「黄色い壁紙」
パメラ・ハンスフォード・ジョンソン「名誉の幽霊」
メイ・シンクレア「証拠の性質」
ディルク夫人「蛇岩」
メアリ・E・ブラッドン「冷たい抱擁」
E&H・ヘロン「荒地道の事件」
マージョリー・ボウエン「故障」
キャサリン・マンスフィールド「郊外の妖精物語」
リデル夫人「宿無しサンディ」
レビュー(21件)
姉に頼まれて
10日程かかるとの事でしたが、注文から2週間以上かかりました。内容は良かったとの事なので★5つで。
女性作家による古典的ショートホラーが12編収録されています。 どれも短いので、すぐに読める手軽さが気楽で良い。ゆっくり、ジワッと来る不安感。懐かしさすら覚える。
文庫化されたので購入。某本の紹介雑誌で推薦されていたので、期待大。/怪奇小説アンソロジー。長い怪奇小説は読むのに疲れるので、こういう短編がいいです。それぞれ語り口が違うので飽きないですし。個人的な見解ですが、小説のジャンルでは怪奇小説が1番難しいのではないでしょうか。これも到着したその日に読了。このペースで本を読んで行くと幾らお金があっても追いつかない…。