学問分野の枠組みを超え、「知識」を問い直そう。
インターネットで検索すれば出てくる情報を無批判に受容したものは、その人の「知識」とは言えない。得た情報を吟味して、自己の価値判断に基づいた目的の探求をつなぐことで、「知識」としての体系化がはじめて進む。そうして再生成された「知識」が、社会構造そのものを変革しうる力となるのである。
序文ー本シリーズの考え方…………………………………………………………i
1 はじめにー知識への不安とクラウド化…………………………………………3
積み上げ型とネットワーク型の知識 7
単語化された情報と頻度の魔力 12
意識化された言説とクラウド 16
知識と情報の違い 20
知識が社会構造を変えるか 24
2 「学校化」と「脱学校」……………………………………………………29
国際テストと世界文化 30
国民のための教育 33
文化命題としてのカリキュラムと行政機構 37
学校化された社会における“はみ出し者”の言説 42
二重の学校化ー「ジハード対マックワールド」 46
3 “学ぶ”という行為…………………………………………………………53
西欧哲学における「認識」と「存在」 54
ウブントゥ(Ubuntu): アフリカ伝統社会の認識論 59
「何」を「どうやって」学ぶか 62
「教育する」ことと「学習する」ことの接点 70
テストは何を測っているのか 75
学歴の意味を考える 80
4 知識は誰のものか…………………………………………………………85
知的財産権と共有知 86
知識、権力とリーダーシップ92
おわりにー知識生成と活用の自由化…………………………………………………99
引用・参考文献 105
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