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急逝した父親の遺言で、倒産寸前のアパレル会社「ハンナ」を継ぐことになった由紀。ところが、経営はずぶの素人。 そんななか、メインバンクの支店長は、今後いっさい追加融資には応じないことを通告するとともに、1年以内に借入金を返済することを要求してきた。 困り果てた由紀は、同じマンションに住む謎のコンサルト・安曇に助けを求める。安曇は「会社を立て直すためには、会計を学ぶことが必要だ」と言い、こうして月1回のレクチャーが始まった。 「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」「大トロはなぜ儲からないのか?」など、安曇の意表をつく質問に最初は戸惑っていた由紀も、次第に「経営に不可欠な会計知識」を身につけていく。 そして1年後、ついに運命の日がやってきた。果たして由紀は危機を脱し、ハンナを再建することができたのか……。 ストーリーを楽しく読み進めるうちに「使える会計知識」や「経営センス」が自然と身につく、入門書の決定版!シリーズ累計40万部のベストセラー、待望の文庫化! ●文庫化にあたって ●はじめに ●プロローグ 突然の社長辞任 ●第1章 会社はだまし絵、隠し絵だ ●第2章 現金製造機の効率を上げよ ●第3章 大トロはなぜ儲からないか? ●第4章 テストの見直しをしない子は成績が悪い ●第5章 餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか? ●第6章 シャネルはなぜ高い? ●第7章 整形美人にご用心 ●第8章 殺風景な工場ほど儲かっている ●第9章 決断 進むか、退くか ●第10章 シャーロック・ホームズの目と行動力を持て! ●第11章 会計のトリックに騙されるな! ●エピローグ 夢に向かって ●用語解説
レビュー(54件)
仕事用
とても安く早く大満足です。 また利用します。
わかり易かったです
ストーリー仕立てで会計のことがわかるから、小難しいハウツー本で挫折しちゃった経験がある人にお勧めしたい。漫画版も出てるみたいですが…。
それほどでも
若い女性に専門家が懇切丁寧に知識を教えるという、今では世の中に流行っている構成の走りでしょうか? こちらの本は確かに理解しやすいのですが、著者が何を説明したいかが大前提にあってストーリーはとってつけたようなものなので、若干期待外れでした。
会計初心者・・・より、その前の段階・・・会計とは?って漠然と思っている私にとって、とても入りやすい本でした。これがすべてではないと思いますが、会計をするというのは、こういうことというのが分かる本です。本を読まない私が一気に読んじゃいました。物語というのもよかったですし、主人公の会計レベルが自分と同じレベルなので、主人公に自分がなれた。???と思うところが一緒だったので。
まだ読んでいませんが
内容は会計に関するようで、とても楽しみです。