・韓国の若者にとって最大の課題である「徴兵制」。
・著者自身の経験をもとに、兵役の仕組みやその実態を解説。
・韓国文化・社会の理解の一助となる一冊。
徴兵制のある韓国では、ほとんどの男性が20歳代前半までに2〜3年におよぶ兵役に就く。韓国社会では「神聖な義務」とされる一方で、厳しい訓練が課され外部との連絡や娯楽も制限されるなど、男性にとっては人生最大のイベントとなる。本書では、自らも兵役を経験した著者が、徴兵制度の歴史から現在の制度やその実態、社会の評価等を解説。日韓の若者たちの相互理解の一助とする試み。
はじめに
第1章 なぜ韓国に徴兵制度があるのか
1.韓国を取り巻く軍事的状況
2.徴兵制とは
3.韓国における徴兵制度の始まり
第2章 徴兵制度の仕組み
1.兵役判定検査
2.入隊から配属(自隊配置)まで
3.兵役の修了とその後
第3章 兵役に対する基本認識と勤務環境
1.祖国を守る「神聖な義務」
2.「一人前の男」になる
3.兵士の日常と苦悩
第4章 兵士と恋愛
1.韓国人なら経験する「青春残酷物語」
2.兵士の「恋愛教科書」
3.ゴムシン(ゴム靴)からコッシン(花の靴)へ
第5章 兵役を取り巻く様々な課題
1.兵役と公平性
2.兵役と性的不平等
3.「良心的兵役拒否」と代替服務制度
第6章 冷戦の象徴「板門店」--筆者の経験から
1.KATUSAへの入隊
2.JSA(板門店共同警備区域)とは
3.北朝鮮兵士との出会い
4.兵役と国際交流
おわりに
謝辞
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