宮崎の山奥に異動になっていた山本猛元店長が、 三年ぶりに、吉祥寺本店に店長として復帰した。
張り切る店長だが、相変わらず、人を苛立たせる天才だ。しかし京子は、心の中で「お帰りなさい」とつぶやいた。
そんな中、本や書店を取り巻く環境はますます厳しくなってきたが、 それでも京子は、新人作家の才能に出逢い、打ちのめされ、 好きな作家の新作に心躍らせ、時には泣き、笑い、怒り、日々戦っています。
スタッフの磯田さんや、覆面作家だった大西先生や神楽坂で小料理屋を営む親父さんや、優しき先輩たちに、応援を受けながらーー。
小説と書店の未来を、仕事の意味を、生きる希望を改めて深く問い直す、第二弾。
レビュー(220件)
一作目ほどのインパクトはありませんでしたが、それでも面白いです。バカなのは店長なのか?主人公なのか?はたまた? 三作目はやく出ないかな?
続編発売
前作「店長がバカすぎて」が面白く、新刊が出たと知り購入しました。前作超えとなるか、今から読むのが楽しみです。
リアル書店は?
吉祥寺の書店を舞台にした、いわば内幕物だが、登場人物のキャラが立っていて前作に続き面白く読ませる。内幕物ではあるものの、そこは小説であり、いや、フィクションと言うより書店員へのエールと表現した方がいいかもしれない。ただ、実際の書店には、主人公の谷原京子のような店員は極めて少ない。大手といえどもぶっきらぼうな店員が多く、勉強不足も目に付く。本書に出てくる神様ABCのようなクレーマーもいるのかどうかはともかく、リアル店員への皮肉と解釈出来なくもない。