本書は、以下のような方のために書かれた、家族を介護する方々のための“初動案内”です。
1.家族が突然倒れて入院中で、今後は介護の必要がある。
2.家族に認知症の兆候があり、早晩、介護が始まりそうだ。
3いずれ家族を介護することになりそうなので、今のうちから情報を集めておきたい。
中でも、1.の方は切迫しており、「何も分からないまま状況が進んでしまい、とても不安だ」「誰に何を相談すればよいか分からず戸惑っている」「この先どうなってしまうのか、見通しが立たない」などと、混乱していることと思います。
家族が倒れて入院している期間は、これから始まろうとしている介護のための「大切な準備期間」です。混乱した気持ちをおさめ、状況をよい方向に持っていくためには、何よりも正しい情報と知識を効率よく収集することです。
本書は、私自身の介護経験をもとに執筆した、介護初心者が迷わず、適切に、正しい情報と知識を得られるように、必要な情報だけを掲載した、介護についての「具体的な初動案内書」です。
本を落ち着いて読む時間もないほど、混乱した状況にある介護初心者の方のために、本書は「読む」というより「見る」というスタンスで構成されています。
【著者より】
なぜ介護の準備をするのかーーそれは、「残された家族との時間を、できるだけ大切に幸福に過ごすため」です。ですから、まず情報と知識を入れ、自分の家族に当てはまることをひとつずつ試してみてください。「介護=辛い」という図式が、払拭され少しでも「大切な時間」に近づくことを願ってやみません。
はじめに 介護初心者の皆さんへ
入院からの流れを確認しましょう
第1章 家族が倒れた!さてどうする?
第2章 介護が始まる前にやっておくこと
第3章 在宅で介護する人が知っておくこと
第4章 いよいよ、ホームに入るときが来た
第5章 「介護疲れ」にならないために
第6章 介護にまつわる「お金」の話
おわりに 介護の現実と課題をふまえて
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