自分ではどうすることもできない「異常な不安」は、専門医への受診が必要です。
潜在的な患者数ではうつ病を上回るとも言われている「不安障害」。代表的なパニック障害をはじめ、広場恐怖症、社交不安障害、強迫性障害、心的外傷後ストレス障害(PTSD)など、さまざまな形が知られています。本書は「コントロールできない病的な不安」や「パニック発作」、「くりかえす強迫行動」などに悩む患者やその家族向けに、正しい診断を受けた上で治療を進めるために必要な知識を、具体的かつわかりやすく解説。間違えやすい他の病気や併発しやすい病気・症状の説明なども含めて、不安障害の全体像を解き明かし、快復までの道のりをガイドします。
第1章 不安障害の成り立ちと症状
不安障害とは、どんな病気?/発症の原因は脳機能の誤作動/パニック障害は代表的な不安障害/不安障害の各疾病の特徴と症状/不安を呈する精神疾患は他にもある/不安障害が原因で起こる体の病気と障害/医療の進歩で克服できる病気に
第2章 正しい診断を受けることがとても重要
疑わしければ、まず受診を/どんな医療機関・診療科に行けばいいのか?/診断までには、どんな検査をするのか?/最終的な診断には?/主な不安障害の診断の指標/併発している病気も調べる/間違われやすい精神疾患がある/診断に納得できなければセカンドオピニオンも
第3章 原因と背景、合併する障害について
どんなことが発症に関わっているのか?/さまざまな精神疾患との合併や併発がある/合併・併発による一般生活への影響/合併・併発は治療方針に影響する
第4章 いろいろな治療法がある
不安障害は2つの治療法で進められる/脳機能の不調を抑える薬物療法/心の不調を改善する精神療法/周囲の人のサポートも治療には必要
第5章 不安を克服して、生き生きとした生活を
より早く回復を目指す生活上の工夫/パニック発作に対処するには/病気に立ち向かうのは自分だけじゃない/家族や周囲の人は、どう対応すればよいのか/再発を防いで、明るい生活を過ごすためには
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