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クマタは、『かいがらのおくりもの』というえほんが大すきです。 まいにちまいにち、こえにだしてよんでいました。よみおえるたびに、 えほんのなかにいるキツネの子に「ばいばい、またね」とはなしかけ、 ほんとうのともだちのようでした。 ある日、山のむこうに大あめがふりました。 あちらでは、いえが水びたしになるなど、たいへんなことがおきている。 そうきいたクマタは、いてもたってもいられず、ともだちとそうだんして、えほんをおくることにしました。一ばんたいせつなえほんをおくったところ、クマタにおれいのおてがみがとどいて……。 心温まるお話です。
レビュー(22件)
人を思いやる気持ち、人の為に何かをしようと思う気持ち、その為に葛藤する様子、そして、それが伝わった時の気持ち、心が熱くなりました。
自分が大切なものと、相手がほしいものが、もし同じだったら?子どもに考えてもらったり、一緒に話したりするきっかけになる本です。とても素敵な内容でした。 文字も大きく、簡単な漢字も含まれていて読み仮名もふってあり、漢字を勉強し始めたらおすすめの一冊だと思います。
優しく温かな物語
小学校の道徳で習ったという、子供への読み聞かせ用に。道徳には出てこない挿絵や文章があったようで、子供も興味津津でした。 とても優しい温かな物語です。
優しいお話。
くまたくんが、ほかの人のために自分の大切な一冊の絵本を贈りますが、大事なものだからこそ、手元からなくなった悲しみも募ります。そしてそんなくまたくんのところへ、一通の手紙が届くのでしたーー。 あたたかい気持ちで読み終えることができます。本を譲り他人のための優しさが素晴らしい!だけで終わらないのが、このお話のいいところかと。 また、小1がさくっと読み終えることができる内容量でした。
子供に購入。 大変満足していました。 またお願いします。