Rp.+(レシピプラス)2025年夏号 Vol.24 No.3 処方提案・薬剤調整に活かせる! キホン処方と薬の使いどころ/止めどころ
処方提案や薬物治療に関する情報提供,もうバッチリですか? 厚生労働省が想定する医師から薬剤師にタスク・シフト/シェアが可能な業務のひとつに「処方提案等の処方支援」があげられています.あわせて,マイナ保険証の導入により保険薬局を含む医療機関での診療・薬剤情報の共有が始まり,薬剤師が患者情報に触れる機会も増えました.薬剤師が専門性を活かし,薬物治療に深く関わることへの期待は,今後もますます高まりそうです.
…ですが,社会からの「期待」の高まりと「情報共有」の推進とともに,一人ひとりの薬剤師に問われる薬の専門家としての「責任」は,よりいっそう重たくなることでしょう.患者や疾患・医薬品の情報を十分に集め,吟味し,患者や環境に合わせて少しでも薬物治療を最適化していく…,幅広い診療科の処方箋を扱うことを思えば,容易ではありません.でも,ここが薬剤師の腕の見せどころです.一歩踏み込んで「薬剤師さんがいてくれてよかった!」と言ってもらえる未来を手にしましょう.そのためには,武道家が形稽古をするように,薬剤師もまず,薬物治療の基本のかたちをしっかり身につけなければ,実戦(実践・応用)もままなりません.今号は,処方を読み解き,状態を評価し,薬物治療を“ちょっと良くする”眼力を手にしたい,そんな薬剤師のチカラになる一冊です.
〈主な内容〉
■改めて考えてみる 薬物治療のSTANDARD
1.処方提案における医薬品情報の使い方・考え方
2.高齢者の多剤併用に切り込め! クライテリアの使い方と留意すべきポイント
[コラム]なぜ,疑義照会はしづらいのか?
[コラム]医師が期待する薬剤師による診療支援
■個別化のための出発点を知る BASIC処方
1.脳精神領域
統合失調症/うつ病/睡眠障害/認知症
2.代謝・内分泌領域
糖尿病/脂質異常症/高尿酸血症・痛風/甲状腺機能障害/骨粗鬆症
3.循環器領域
心不全/不整脈(心房細動)/高血圧/虚血性心疾患(心筋梗塞)
4.免疫・アレルギー系疾患
関節リウマチ/アレルギー性鼻炎(花粉症)
5.消化器領域
消化性潰瘍/炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎)/悪心・嘔吐/便秘
6.呼吸器領域
気管支喘息/慢性閉塞性肺疾患/肺炎
7.腎臓・泌尿器・生殖器領域
慢性腎臓病/前立腺肥大症/子宮内膜症
□連載
最近のコクシ/ハマゾン.co.jp/プレイバック物化生/漢方検分録 ケースで学ぶ漢方薬の安全チェック
レビュー(0件)