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三島屋の主人伊兵衛は、傷ついた姪の心を癒やすため、語り捨ての変わり百物語を始めた。悲しみを乗り越えたおちかが迎える新たな語り手は、なじみの貸本屋「瓢箪古堂」の若旦那勘一。彼が語ったのは、読む者の寿命を教える不思議な冊子と、それに翻弄された浪人の物語だった。勘一の話を引き金に、おちかは自身の運命を変える重大な決断を下すが……。怖いけれども癖になる。三島屋シリーズ第五弾にして、第一期の完結編!
三島屋の主人伊兵衛は、傷ついた姪の心を癒やすため、語り捨ての変わり百物語を始めた。悲しみを乗り越えたおちかが迎える新たな語り手は、なじみの貸本屋「瓢箪古堂」の若旦那勘一。彼が語ったのは、読む者の寿命を教える不思議な冊子と、それに翻弄された浪人の物語だった。勘一の話を引き金に、おちかは自身の運命を変える重大な決断を下すが……。怖いけれども癖になる。三島屋シリーズ第五弾にして、第一期の完結編!
レビュー(83件)
シリーズゆっくり楽しもうと思っています!
宮部みゆきさんが好きなんですが、時代物は読んでいなくて。まとめ買いしてみました。それぞれがとても分厚く…読む速度がとてもゆっくりなので長ーく楽しもうと思います。
このシリーズは楽しみにしていたのでマラソン時にポイントもついて購入できて良かったです。内容は書きませんが面白かったです。
このシリーズと言うより、宮部みゆきさんの時代小説は好きで殆ど全て読んでいます。 心に傷を負ったおちかが変わり百物語の聞き手になり少しずつ傷を癒しながら前に進み出す物語と言った感じでしょうか。 不思議な話、怖い話等色々な話を読めて面白いです。 おちかが前に進み出したのは良いのですが、何故急に勘一に会いに行ってあの様な事になったのかが詳しく書かれていないので良く分かりません。 おちかの心情をもっと詳しく丁寧に書いて欲しかったです。 後で出てくるのでしょうか? 次巻からは聞き手が変わってしまうのですが、おちかもたまには加わって欲しいです。
手にしたら一気に読まずにはいられない宮部みゆき作品。 満足しています。