「姉妹」は敵同士なのか…?光と凪編開幕!
「私は、姉のことがどうしても好きになれない」
子どもの頃から、姉は何もしなくても与えられ、妹は努力しないと何も手に入らない。そんな環境から抜け出したくて、独立してひとり上京した妹・凪。一方、姉の光は地元で就職・結婚していた。
里帰りした凪は相変わらずの田舎の環境に辟易するが、親からある提案をされて…?
「光と凪編」の他、容姿に厳しい母親から「食べることが罪悪」の呪いをかけられてしまった娘「美月編」も収録!
【編集担当からのおすすめ情報】
これまで主に「親子」のしがらみを描いてきた「真綿の檻」シリーズですが、初めて「姉妹」の闇に切り込みます。編集部には「姉」も「妹」も両方おりますが、「わかる…!」「これ私すぎる!!!」と双方が悶絶し、該当しない部員はひたすら震える、そんな校了でした。「美月編」は母娘のすれ違いの物語ですが、こちらはもうひたすら涙、涙でティッシュ箱を抱えながら読みました。まだまだ新境地を魅せてくれる尾崎先生の最新作、是非ご覧ください!
レビュー(2件)
今回は姉妹のそれぞれの想いが難しいなぁと思いつつ読みました。妹の気持ちも姉の気持ちも理解できましたが血のつながりというのが良くも悪くも嫌でも離れない・・・。そんな感じがしました。今度はどんなストーリーが読めるのか次作が楽しみです。
姉妹それぞれの視点からのエピソードは、どちら側から見ても共感してしまい、考えさせられる内容でした。母娘エピソードは読みながら思わず泣いてしまいました!次作も楽しみです
「さす九」というワードがネット上で流行したが、この『真綿の檻』はそれが詰まっている。 鹿児島出身の作者の苦労がしのばれる。 わたしの両親は熊本出身で、祖母たるや男尊女卑の化身。 今作にも載ってた「女が頭良くても学費を出し渋るが、長男はアホでも大学へ」 なんてことがまかりとおるのが身近にあったことを思い出した。 前作は大笑いしながらゾワゾワしたが、今作は涙ぐみながらゾワゾワするお話。