乱世の始まりに誕生した「王者」後鳥羽院の光と影に迫る!
【内容紹介】 異例の幸運によって帝位につき、天衣無縫の活動をしながら、一転して絶海の孤島に生を閉じた後鳥羽院。「新古今和歌集」の選歌に没頭する、和歌の才能にあふれた院の人柄はどのようなものだったのか。その生涯をたどり、連歌、蹴毬、琵琶、競馬、鷹狩り、水練、笠懸に秀でた多芸多能な側面をも描き、生き生きとした人間像に迫る。名著を新装復刊。
【目次】 起の巻(棺を蓋いて事定まらず/運命の四の宮/幼帝と権臣/十代の太上天皇)/承の巻(和歌への出発/『新古今集』成る/秀歌と秘曲/狂連歌と院近臣/鞠を蹴り武技を練り/習礼と歌論)/転の巻(北条殿か北条丸か/はこやの山の影/治天の君の苦悩/内裏再建の強行と抵抗/敗者の運命)/結の巻(『遠島御百首』の世界/人それぞれの戦後/歌道・仏道三昧の晩年/氏王のこと)/後記…小原仁
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