●歯科臨床に欠かせないX線検査技術は,近年,デジタルX線診断システムや歯科用コーンビームCTが普及するなど大きな進展を見せています.そして,これに伴い放射線被曝と防護の考え方にも新たな対応が求められています.
●第2版では,既刊『新版 歯科診療における放射線の管理と防護』の内容を,放射線防護を取り巻く最近の変化に即した形で一新しました.
●開業医の先生方にも役立つよう,X線診療室の設計例や届出例,また患者さんが抱く心配や疑問をとりあげ,適切なアドバイスができるよう具体例を取り上げ解説しています.
■改訂のポイント■
1 前版発行後に公表された,国連科学委員会報告などの公的な信頼性の高い情報,信頼性の高い低線量放射線影響や画像診断の有効性に関する最新の知見の取り入れ.
2 歯科用コーンビームCTの普及と従来の適用を超えた利用拡大に対する対応,医療従事者に対する教育の重要性や診療ガイドライン,教育ガイドラインなどとの関係.
3 最近のX線撮影装置の普及状態や被曝線量,改定された法的規制に対する対応.
4 本書の目的は,放射線の利用が有害であるという警鐘を鳴らすことではなく,放射線の適切な利用は患者にとって大きな便益があるので,歯科医療における放射線の有用性を損なうことなく,不必要な放射線被曝によって起こる可能性のある有害な影響から,人びとを防護することにあることの再確認.
第1章 放射線防護体系の確立
第2章 放射線の影響
第3章 放射線被曝状況
第4章 歯科診療における放射線管理と防護の実際
第5章 歯科放射線防護関連法規への対応
第6章 放射線防護Q&A
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