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野良猫だったポッケとピップ。イシデさん家に居ついてから15年が経ったころ、ポッケに病が見つかった。残されたわずかな時間。心にこびりついている、後悔を残して見送った前の猫の記憶。たいせつな猫の旅立ちに、どう寄り添うことができるだろう。 Twitterで圧倒的な共感を呼んだ話題作。描き下ろしを加えてついに単行本化。 きみのいない世界は、どうしようもなくさびしいよ。 ◎目次 雲ゆき(48P)描き下ろし 臨界(40P)著者Twitter・コミックウォーカーで公開中 出立(36P)著者Twitter・コミックウォーカーで公開中 それから(48P)描き下ろし あとがき それからのそれから(4P)描き下ろし
レビュー(15件)
いずれくる物語
愛猫の突然の余命宣告をされて、驚いて慌ててこちらを購入しました。 読むのが怖くてページが捲れなくて号泣するのではと思いましたが、意外とそんなことはなく 普通にエッセイ漫画として読むことが出来ました。時折著者さんの気持ちと共振して鼻がツンと痛くなり 頷きながら「そうだよね」とつぶやいたり、ポッケちゃんとのきっと楽しく愛らしい日々を想像したり ご葬儀でのエピソードは今後の参考になるなと思ったり、味わい深い本でした。 さみしいよおおの場面は胸がいたくなっちゃいました、わかりすぎて。
ありがとう
泣きました! ペットを飼うと言う事 色々考えさせていだきました。
読みながらこれまで見送ってきた犬や猫のことを思い出してボロボロ泣き、思わず今飼っている猫を抱きしめました。嫌そうな顔でそっと押し返されました。
いろんな葛藤がありますね。 通り一編の正解はないんです。 その猫と飼い主が正解と思った行動が正解なんですね。
15歳♀が慢性腎臓病のステージ2と言われ、最期をどう迎えるかの参考になればと買ってみました。著者だけでなく他の登場人物の方々の対応も拝見でき買って良かったです。彼女の尊厳、できるだけ尊重したいです。