本号は,日常微生物検査の見直しに役立てることを目的に企画した.
検査マニュアルの作成には,検査目的,原理,検体採取のタイミングや方法,検査の手順と方法,感度や特異度,検査結果の報告の仕方,検査結果の解釈等があると有用性が高い.
検査に用いる試薬や機械は検査室が主導で選択することになる.微生物検査技術は迅速化および簡易化が著しく改善されたが,コスト面では機械や試薬が高額なものも多い.これらを日常に取り入れるためには,無駄な使用は厳に避けなければならない.
アンチバイオグラムは微生物検査室で作成する.外来患者,ICU,各病棟等,耐性菌の出現率に大きな差のある場合はそれぞれの目的に合ったものが必要となる.作成者は利用者に正しく利用してもらえるよう努めなければならない.
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