宇宙を回す天使、月を飛び回る怪人
: エドワード・ブルック・ヒッチング/ナショナル ジオグラフィック/関谷 冬華
世界でシリーズ累計42万部の人気シリーズ!天空を描くために生まれた、突拍子もない空想と努力の物語。
美しく奇抜な発想があふれる地図、それは天空を描いた地図だ。神話と観測に基づいた発見が描きこまれ、驚天動地の事実を伝えることもあれば、新たな迷信を生み出すこともある。
天動説をはじめ、古代のUFO目撃談、雲上の海への根強い信仰、月面の怪物など、現代から見ると風変りな説が一世を風靡すると思えば、不断の努力で続けられた観測結果が定説をひっくり返しもする。博物館やコレクターが所蔵する数々の美しい図版とともに、古美術コレクターの著者が、これまでに見たことのないような空の世界を縦横無尽に語る。
星図、観測機、絵画、古文書などの美しい図版で旅する天文学の歴史。
はじめに
古代の空
先史時代の天文学/古代バビロニア/古代中国の天文観測/古代エジプトの天文学/古代ギリシャ/天球説の登場/プトレマイオスの宇宙論/ジャイナ教の宇宙観
中世の空
イスラム天文学の台頭/アストロラーベの発明/イスラム天文学がヨーロッパに広まる/ヨーロッパの天文学/天文学の新時代/天上の海/宇宙をこの手に:ぜんまい仕掛けと印刷技術/天文現象:その1/メソアメリカ
科学の空
コペルニクスが起こした革命/ティコ・ブラーエ/ヨハネス・ケプラー/ガリレオ・ガリレイ/デカルトの渦動説/月の地図を作ったヨハネス・ヘヴェリウス/ニュートンの物理学/ハレー彗星
近代の空
ウィリアム・ハーシェルとカロリン・ハーシェル/小惑星の名付け親/ジョン・ハーシェルと月の生命体/海王星の発見/まぼろしの惑星ヴァルカン/分光法と宇宙物理学の幕開け/天文現象:その2/パーシヴァル・ローウェルが火星の生命を探る/惑星Xの探索と冥王星の発見/星の分類で活躍したピッカリングの女性チーム/新たな宇宙像:アインシュタイン、ルメートル、ハッブル/20世紀の画期的大発見と未来
あとがき/主な参考文献/索引/謝辞/図版・地図クレジット
レビュー(4件)
題名が原題と異なる?
名前に惹かれて、ネットで内容確認して注文しました。翻訳本は、一応原題を確認することにしています。通常は初めのページに「原題名、発行時期、判」等が記されていますが、この本にはありません。著者名を頼りに英語版を調べたところ"The Sky Atlas: The Greatest Maps, Myths and Discoveries of the Universe"とあった。再度、本を確認したら、中表紙に”THE SKY ATLAS”と記されていた。「空の地図」の部分が原題に対応している。すると「宇宙を回す天使、月を飛び回る怪人」はどこから来たのかと思いページをめくると、対応する図と記述がある。惹かれる記述なので、悪くはないが、これだけ原題と異なると違和感がある。「天空の地図:宇宙を回す天使、月を飛び回る怪人」程度が善かったのではないでしょうか。本自体は美しい図も多く、記述も簡潔で素晴らしい。お気に入りの本になりそうです。光沢のあるコート紙だったら、もう少し図版がきれいだったかと思う。
絵を見るだけでも感動です
内容、写真、絵とも最高です。これまで講釈ばかり読んでいましたが、やはり、目を奪う写真や絵があれば、内容が引き立ちます。手に取って見ていない人に対して哀れみさえ覚えます。内容といい搭載されている写真、絵といい最高です。絶えず身近において置きたい本です。