16のコースを詳細にガイドすることにより、東京の地形における高低差を味わいつつ、楽しみながら歴史知識が身に付く街歩き新書です。なぜ、大名屋敷に今日にも通ずる大庭園が多いのか?大名屋敷の跡地は明治から現在に至るまで、どのように活用されてきたのか?五街道と大名屋敷の配置には、どのような幕府の深謀遠慮が秘められていたのか?譜代大名と外様大名の屋敷は、どのように割りあてられたのか?などの疑問に答えます。江戸時代の切絵図に、高低差を表現した現代の3D地図を重ねて見ることによって、「江戸」と「いま」の違いが一日瞭然に。オールカラーでビジュアルも満載、東京歴史散歩のお供にもってこいの決定版ガイドです。
レビュー(4件)
まずは地図を見て楽しむことから
ご自分に関係ある藩の江戸屋敷を、地図から見つけてはいかがでしょうか。例えば73ページ、私が住む宮崎県(日向)の藩が二か所あります。延岡藩内藤家は上の方、溜池の東側、今の特許庁の東隣、霞が関ビルあたりに、佐土原藩島津家は下の方、増上寺の南西、今のオーストラリア大使館のあたりに見つかります。 解説文は、読むのに時間がかかってしまうので、まずは地図を見て楽しみ、興味を持てる文に少しずつ当たっていけば、一生付き合い得る本になるでしょう。
古地図と現代の地図が
重ねて見られるようになっているので、解りやすいですね。本文も読み易いように構成されているので、一気読みしてしまいました。年代によって違うので興味のある人には、研究の取っ掛かりになると思います。