国家破綻寸前だったウクライナ。
隠れていた真実を明らかにする。
小泉悠氏推薦
「もつれ、積み重なった戦争の背景を丁寧に紐解いた一冊。
複雑な事態を複雑なままに理解するために」
◎ソ連時代。大飢饉で死者300万人の記憶
◎軍閥=オリガルヒに支配された悲惨な国民
◎資産隠しで退陣寸前だったゼレンスキー
日本人には見えないリアルを描く
【本書の内容】
海洋への出口をめぐる300年の闘争/旧ソ連構成国をロシアは主権国家とみなさず
ウクライナ国内東部と西部はほとんど別の国/ソ連統治下で死者300万人の大飢饉
なぜプーチンはウクライナを「ナチ」「ファシスト」と呼ぶのか
経済規模はソ連時代の6割に縮小/ロシア産天然ガスのくびきからの解放
ウクライナを食いものにしたオリガルヒたち
レビュー(3件)
基本を踏まえた知識のおすそわけ
世の中には知れば知る程、フェイクニュースがあふれている。近年フェイクニュースをSNSで垂れ流していたDappiというアカウントの裁判があった。AIが発達しこれからはフェイクニュースを生成する手段は大きく広がるだろう。今後そういう言葉に惑わされないようにするために、烏賀陽弘道氏のように後ろ盾がなくても、必死で真実を掘り起こしていくそんな姿勢の作家を応援したいです。京都大学→朝日新聞記者→コロンビア大学でこういった戦争について学び、NYタイムズの記者にも取材している経験から繰り出す知識をおすそ分けしてもらえる一冊です。