【輸入盤】幾多の困難の中で〜モーツァルトと同時代のカストラートのためのアリア集 ブルーノ・デ・サ、ヤロスワフ・ティエル&ヴロツワフ・バロッ
参考動画 Mozart: Exultate Jubilate, Live
ブルーノ・デ・サ/幾多の困難の中で
「驚くほど純度の高いソプラノの高音域の持ち主」「ソプラノを歌うために生まれてきた男」と話題沸騰のソプラニスタ、ブルーノ・デ・サのセカンド・アルバムは、モーツァルトと同時代の作曲家によるカストラートのための作品。この衝撃的な歌唱を聴いて下さい!
ブルーノ・デ・サの2枚目のアルバム『Mille Affetti(幾多の困難の中で)』は、ヤロスワフ・ティエル指揮ヴロツワフ・バロック・オーケストラとの共演。モーツァルト以外はほとんど知られない同時代の作品ばかりで、6曲は世界初録音となるものです。ブルーノ・デ・サの歌唱は単なる高音域の発声だけでなく、磨き上げられたテクニックと表現力、楽譜の裏まで読む深い洞察力など隅々まで神経の張り巡らされたもの。その声質も透明に澄んだもので、ナタリー・デセイの歌声のようなクリアさには衝撃を受けるはずです。
ソプラニスタ(男性ソプラノ)であるブルーノ・デ・サは、女性ソプラノやカウンターテナー(一般的にはメゾ・ソプラノに相当する音域を持つとされる)とは異なり、独特の色彩や質感を帯びた声を持っています。彼の哲学は「自分の声で歌うことのできる役柄を歌う」こと。ブラジル及びヨーロッパの舞台で演じてきたそうした役柄には、ヘンデル(『ジューリオ・チェーザレ』のセスト)、モーツァルト(『皇帝ティートの慈悲』のセスト、『魔笛』の侍女1、『フィガロの結婚』のバルバリーナ)、ワーグナー(『タンホイザー』の羊飼い)、そしてアメリカの現代作曲家ジェレク・ビショフ(2019年にバーゼルで初演された『Andersens Erzahlungen(アンデルセン物語)』の人魚姫)などがあります。
ブルーノ・デ・サはごく幼い頃から歌い始め、学生時代にサンパウロで、クルト・ヴァイルの『Der Jasager(イエスマン)』でプロ・デビュー。さらにブラジルでバッハからロッシーニ、スコット・ジョプリンまでの幅広い作曲家の作品に出演した後、2016年にドイツ・デビュー。そのレパートリーはプッチーニ、ブリテン、バーンスタイン、ジョン・アダムズ、19世紀のイタリア作曲家ジュゼッペ・バルドゥッチにまで及び、2019年にはポツダムとバイロイトにて、ジョヴァンニ・ボノンチーニの1702年の作品『ポリフェーモ』にも出演しています。
2019/20シーズン初頭に、ブルーノ・デ・サはバーゼル劇場の若手アーティスト・プログラムのメンバーに選出され、2020/21シーズンには、バイロイト・バロック・オペラ・フェスティヴァルにてポルポラの『Carlo il calvo(禿頭王カルロ)』のベラルド役(フランコ・ファジョーリとユリア・レージネヴァとの共演。マックス・エマヌエル・ツェンチッチ演出、ジョルジュ・ペトルー指揮)を務めた後、フィリップ・ジャルスキーの指揮で2021年にモンペリエとザルツブルク(聖霊降臨際音楽祭)で上演されたスカルラッティの『カイン、あるいは最初の殺人』に出演。
また、彼はマリア・カラス・コンクール(サンパウロ)、マンハッタン国際音楽コンクール、コンコルソ・スピロス・アルギリス(イタリア、サルザーナ)など多くのコンクールでの受賞歴をもち、2020年には「OPER!」アワードの最優秀新人賞を受賞しています。
ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ、日本語解説書・帯付き。日本語解説書にはリチャード・ブラッドピー氏による作品解説の日本語訳、オペラ研究家の岸 純信氏による書下ろし解説を掲載。
*日本語歌詞訳は権利の関係上掲載しておりません。(輸入元情報)
【収録情報】
ルイジ・ケルビーニ[1760-1842]:歌劇『エトルリアの王メゼンツィオ』(フィレンツェ、1782)より
1. 今は探さないでくれ・・・大いなる復讐がまた(ラウゾ/第1幕第4場)
モーツァルト[1756-1791]:歌劇『ポントの王ミトリダーテ』 K.87(ミラノ、1770)より
2. あなたの下から遠く離れて、愛する人よ(シファーレ/第2幕第7場)
モーツァルト:モテット『踊れ、喜べ、幸いなる魂よ(エクスルターテ・ユビラーテ)』 K.165(第2稿ザルツブルク版)
3. 歌え、喜べ
4. 幸先よく陽は輝き
5. 純潔の王冠であるあな
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