論語の魅力は、多くの人たちが語り継いでおり、その解説書も子供向けのものも含めて多く出版されている。本書の著者は、幕末の私塾・蔵春園(福岡県豊前市)を1824年に開設した恒遠醒窓(つねとおせいそう)の子孫。その蔵春園でも「論語」が教科書として使われていた。著者は、日々のくらしを大切にしようとする仲間たちと、五年間にわたって〈論語〉の世界に耳を傾け続ける。どんな生き方ができるのか、学びの喜びをかみしめながら〈論語〉を拠りどころとして、支え合い分かち合う世界を求めて綴った一冊。
はじめに
1 学ぶこと
学ぶことの歓び
ふりかえるということ
真に学ぶということ
無知の知
温故知新
人はみな過ちをおかす
成長社会から成熟社会へ
2 生きること、そして死んでゆくこと
どんな生き方ができるのか
終わりを慎み、遠きを追う
礼楽一致
他人を思いやる心
3 民信無くば立たずことばの大切さを想う
論語と教育勅語
星の世界のように調和のとれた政治を夢見て
民信無くば立たず
孟子
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