麻雀マンガと言えば、竹書房の独占状態といえるジャンルで、傑作のほとんどが同出版社から出てる状態なんですが、この作品は竹書房ではない出版社から出ている数少ない名作のひとつです。 このマンガの一番の魅力は「麻雀」を見事に描いているという点です。そんなの麻雀マンガなら当たり前の事だと感じるかもしれないですが、実際には麻雀マンガの多くは「麻雀」そのものよりも、キャラクターの魅力やギャンブルが持つゲーム性の面白さ、派手な役を応酬するハッタリ感を前面に出すものが多いです。 それに対してこの作品は、4人の人間が牌を握り、向かい合うことで形成される「麻雀」という場の緊張感、濃密な時間感覚、各々の意思がからみ合う不思議さといった麻雀そのものの醍醐味をとてもうまく表せていて、キャラクターではなく「麻雀」こそが主役である麻雀マンガと言えます(一応の主人公はいても群像劇に近いスタイルを採っているのも効果をあげています)。 麻雀を実際に打つ人なら、このマンガは絶対に楽しめるのでぜひ読んでみて下さい。,本屋を5件くらいまわりましたが、すべてウリキレでした。さすが楽天!!,構成が面白い,既に麻雀劇画としては超一流の作品ですが・・・最近はちょっと中弛みな印象も否めません。同時に発売されている「天牌・外伝」の方も取って付けたような内容が多いため、完成度はイマイチかと思います。とはいえ麻雀劇画としてはピカイチである事は確かです。個人的には是非とも読んでもらいたい(^^;,もはや麻雀劇画の最高峰といっても過言ではない本作。一般漫画とは思えない麻雀の緻密さがありあますことなく書かれています。 主人公沖本瞬とそれを取り巻く博徒の生き方はあまりにも過酷で、ストイック。果たして誰が生き残れるのか? もちろん僕も全巻揃えています。
レビュー(7件)
麻雀マンガと言えば、竹書房の独占状態といえるジャンルで、傑作のほとんどが同出版社から出てる状態なんですが、この作品は竹書房ではない出版社から出ている数少ない名作のひとつです。 このマンガの一番の魅力は「麻雀」を見事に描いているという点です。そんなの麻雀マンガなら当たり前の事だと感じるかもしれないですが、実際には麻雀マンガの多くは「麻雀」そのものよりも、キャラクターの魅力やギャンブルが持つゲーム性の面白さ、派手な役を応酬するハッタリ感を前面に出すものが多いです。 それに対してこの作品は、4人の人間が牌を握り、向かい合うことで形成される「麻雀」という場の緊張感、濃密な時間感覚、各々の意思がからみ合う不思議さといった麻雀そのものの醍醐味をとてもうまく表せていて、キャラクターではなく「麻雀」こそが主役である麻雀マンガと言えます(一応の主人公はいても群像劇に近いスタイルを採っているのも効果をあげています)。 麻雀を実際に打つ人なら、このマンガは絶対に楽しめるのでぜひ読んでみて下さい。
本屋を5件くらいまわりましたが、すべてウリキレでした。さすが楽天!!
構成が面白い
既に麻雀劇画としては超一流の作品ですが・・・最近はちょっと中弛みな印象も否めません。同時に発売されている「天牌・外伝」の方も取って付けたような内容が多いため、完成度はイマイチかと思います。とはいえ麻雀劇画としてはピカイチである事は確かです。個人的には是非とも読んでもらいたい(^^;
もはや麻雀劇画の最高峰といっても過言ではない本作。一般漫画とは思えない麻雀の緻密さがありあますことなく書かれています。 主人公沖本瞬とそれを取り巻く博徒の生き方はあまりにも過酷で、ストイック。果たして誰が生き残れるのか? もちろん僕も全巻揃えています。