1966年、学生作家としてデビュー以来、160冊の作品を著す著者が、その半世紀を超える作家生活を振り返る。偉才・俊傑・異端者…様々な才能が出会い、濃密な関係が生まれたところに文学もまた存在した。まさに、著者をして作家たらしめた50余年の道程がここに記されている。
主な登場人物は、金子光晴・檀一雄・三島由紀夫・石坂浩二・遠藤周作・永六輔・北山修・五木寛之・瀬戸内寂聴・高橋三千綱・野坂昭如・石原慎太郎・島尾敏雄・藤原周・立松和平・赤川次郎・林真理子・加賀乙彦・三田誠広
第一部 青春時代「マルチ考爵」を名乗った若きころ
序話「きみの間はなにか」に始まる
第一話 金子光晴の末弟として
第二話 日本浪漫派の大御所・檀一雄
第三話 三島由紀夫と小田実
第四話 大演出家・石坂工児を待望する
第五話 狐狸庵先生遠藤周作に「ケンカ・ガク」と呼ばれて
第六話 永六輔師匠の「鬼十訓」とニコニコ堂
第七話 北山修の『花嫁』に負けたおかげで
第八話 五木寛之の唄う「ぼんぼ子守唄」
第九話 あの「ハルミさん」が瀬戸内寂聴だったとは
第十話 毎度ビックリの高橋三千綱
第十一話 「レモンちゃん」とよばれていた落合恵子
第十二話 萩原朔美の奇妙な酒癖
第二部 岐路の季節 朱夏の坂を登る
序話 曲がりみち、くねくね
第一話 奇才!?野坂昭如と深沢七郎
第二話 テレビ番組での石原慎太郎との「小さな」喧嘩
第三話 わが文学の師・秋山駿
第四話 「あとの茉莉花」と中上健次
第五話 藤原新也と下川裕治に誘われてインドへ
第六話 富岡幸一郎は「メダカの学校」のコイ
第七話 井澤賢隆と「普光江泰興」を語る
第八話 「えん」「二十一世紀文学」の常連だった三枝和子
第九話 島尾敏雄の『死の棘』は現代私小説の「大かがみ」
第十話 いいねぇ、超えたね、藤原周さん
第十一話 「岳ワールド」の名付け親 立松和平
第十二話 「兄者」二人 坂上弘と佐藤洋二郎
第十三話 タイで「名僧」になった笹倉明
第三部 素秋・白い秋 熟れるか更けるか
序話 古希すぎて
第一話 人生最後の師そして「戦友」加賀乙彦
第二話 付かず離れずの親しき友・川村湊
第三話 「脱原発文学者の会」を代表する作家・森詠
第四話 菅直人と「虎希の会」
第五話 三足・四足のワラジを履いた芦原伸
第六話 文豪にして剣豪だった津本陽
第七話 「歴史時代作家クラブ」の朋 大久保智弘
第八話 クラブから協会へ藤原緋沙子と加藤淳
第九話 新たに「心友」となった赤川次郎
第十話 日本文藝家協会・初の女性理事長 林真理子
第十一話 山好きの元「国文検」チーム長 高橋千劔破
第十二話 五十年来の友 山崎行太郎
第十三話 思えば遠くへ来たもんだ 三田誠広
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