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挫折寸前のダメ営業マン・早崎郁之はひょんなことから業界で「営業の神様」と称されるヤマナシと出会い、教えを乞う。行きつけのカフェで始まったヤマナシによる営業レッスン。最初は半信半疑だった早崎も、ヤマナシの教えを実践することで徐々に成果が出始める。 ヤマナシの教えの根底にあるのは彼自身が「愛のセールス」と呼ぶもので、「営業を愛する」「商品を愛する」「お客様を愛する」「自分を愛する」という4つの哲学に基づくもの。それはアポイントの取り方からクロージングに至るまで、非常識なまでに徹底した顧客ファーストを実践するものだった。 「営業の仕事とは商品を売ることではありません」「営業はお客様の人生を幸せにする聖業なんです」「世界で一番、お客様よりお客様の幸せを考えてください」「お客様のためであれば、他社の商品を薦めても構いません」「お客様の最大の痛みは何か?を常に考えるのです」「すべてのセールスは愛です」一見非常識ながらも、話を聞けば聞くほど「なるほど」と思わせられるヤマナシの教え。早崎はその教えを愚直に実践することで、あと一歩でトップセールスというところまで上り詰める。しかし、そんな早崎のもとから突如、ヤマナシは姿を消してしまう…。果たしてヤマナシはどこに? そしてその意図は?本書はダメ営業マンが「営業の神様」の教えにより、苦悩しながらも成長していく感動サクセスストーリー。営業の神様から教えてもらったのは、単なるテクニックではなく、仕事、そして人生を成功に導く大切な教えだった。 プロローグ 日本橋で出会った営業の神様はキャラメルの匂いがした 第1章 営業の神様は「どら焼きのように営業を愛せ」と言う 第2章 営業の神様は「大福の中身は食べずにはわからない」と言う 第3章 営業の神様は「なんでもアクをよく抜くことが大事だ」と言う 第4章 営業の神様は消え、残ったのはコーヒーミルクソフトクリーム エピローグ 営業の神様、ふたたび
レビュー(18件)
とても読みやすい本でした。すぐに読み終わりましたが、心に残る言葉がどっさりでした。
私は美容師を35年以上やっており、いまみで勉強してきたことや感じていたことで共感できる部分が多々あり、営業の仕事ではありませんがお客様を相手にする仕事の方なら誰もが読んで欲しいと思いました。 スタッフ全員(70名ほど)に教えたいと思います。 今まで読んできた本の中で一番になりました。
営業の人のみならず、生き方としてとても参考になる、お薦めの本です。多分、読まれたら、誰かに薦めたくなる本です。
とっても面白かった。 ビジネスについての大事なことが物語仕立てで書いてあり、すらすら読める本。 おススメ。