禅には理論や思想なども必要であるが、“体験の宗教”であるから実践的には直接正師につくことが第一であり、書物ならば体験にもとづく手びき書こそ最も重要であろう。本書は、ある禅界消息通の師家(しけ)が、私のすすめる禅の本を列挙した、その筆頭に掲げられたもので、著者自らの「修道の記録」が理路整然と体系化され、先達の書物に照らしながら、参禅の方法と心構えが懇切丁寧かつ具体的に記された最良の指南書といえる。(「解説」より)
1 人はなぜ坐禅をするのか
1.真実の自己を知る
2.いま・ここ・われ
2 坐禅の目標
1.坐禅の種類
2.誤った目標
3.坐禅とは
4.坐と禅の四つの関係
3 どうして坐ればよいか
1.坐る前の準備
2.坐の体験
4 坐中の注意
1.腹に力を入れることの可否
2.無念無想ということ
3.坐禅の方向
4.どのくらい坐ればいいか
5.長く続けること
6.師をえらぶ
7.魔境について
8.坐を起つには
9.動中の工夫
10.せぬときの坐禅
11.三昧と執着
12.大いに坐れ
13.臨済と曹洞
14.修と証
15.禅会のこと
5 どんな効用があるか
1.生理的効果
2.生死悠々
3.坐亡
4.日々これ好日
5.遊戯三昧
6.独坐大雄峰
7.歩々清風起こる
8.受けて立つ
9.音もせできて
10.不生
11.地獄で待つ
6 坐禅和讃
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