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『赤と青とエスキース』で2年連続本屋大賞にノミネートされた青山美智子氏の最新文庫。 ある朝、目を覚ますと手首から腕にかけて「神様当番」と太くて大きな文字が書かれていた! 突如目の前に現れた「神様」を名乗るおじいさんの願いを叶えないと、その文字は消えないようで……。「お当番さん、わしを楽しませて」幸せになる順番を待つのに疲れた印刷所の事務員、理解不能な弟にうんざりしている小学生の女の子、SNSでつながった女子にリア充と思われたい男子高校生、大学生の崩れた日本語に悩まされる外国語教師、部下が気に入らないワンマン社長。奇想天外な神様に振り回されていたはずが、いつのまにか彼らの悩みも解決していて……。青山美智子氏が贈る、笑えて泣けるエンタメ小説です。巻末には、大人気ミニチュア写真家であり、本作のカバーを手がけた田中達也氏との対談も収録しています。 2020年7月刊行の単行本『ただいま神様当番』、待望の文庫化です。
レビュー(445件)
神様に出会うことで自分と向き合って本当の自分に気づいていく。読み進めていくのがとても楽しかったです。
早々の対応、ありがとうございました。 安くて助かりました。
楽しみ
全て読みたくなって再度購入させて頂きました。
青山さんの本にはまって読んでいます。神様が可愛い。一歩踏み出す勇気で、人生いい方向に変わることもあるのかなと、岐路に立っている今の自分を応援してもらった気分です。ほっこり読めました。
同じ時間の通勤バスに乗り合わせる、顔は知っているけど、素性はまったく知らない人たちの連作ストーリー。 それぞれの人生は、まったくつながりがないようで、どこかで交わっていて、やがて同じ体験を共有する仲間になっていく。 伏線を予想して、どうやって、その伏線を回収するのかも楽しめると思います。